ご挨拶
第2回日本臨床腎臓病看護研究会学術集会・総会
会長 濵井 章(杏林大学付属病院 腎・透析センター)
一般社団法人日本臨床腎臓病看護研究会は、2023年3月4日に第2回学術集会・総会を開催いたします。
2020年頃より新型コロナウィルスが蔓延しています。世の中に大きな影響を与え、すべての人々の生活を脅かし、日常生活の変更を余儀なくされています。また、医療体制もひっ迫し、医療者にも大きな影響を与えています。今回は「変化する!~腎臓病看護と適応力~」をテーマに様々な角度からみた、医療・看護についての変化をとらえ、私たちがどう変化するべきか検討し、方向性をみつけるための学術集会にしたいと考えました。
コロナウィルス感染症対策において、1日単位での患者への関わり方、状況に応じたルールの検討、学習面では対面式からリモート式に変更するなど、様々な変化に迅速に対応することを求められました。そのような現状を踏まえてそれぞれの力を合わせ、より質の高い腎臓病看護が実践できるよう歩んでいきたいと思います。
プログラムとして、特別講演、教育講演、一般演題の他にも、熟練した透析看護認定看護師による個別相談コーナーなどを企画しております。ぜひこの機会に、日頃抱えているジレンマや問題解決につながる糸口を見つけて頂きたいと思います。
また、本会は新型コロナウィルス感染予防に十分配慮し、安全に運営してゆく所存です。現地参加が難しい方々に、開催当日のライブ配信を行います。
認定看護師に限らず、腎臓病治療に関わる皆さまのご参加をお待ちしております。ぜひご参加よろしくお願いいたします。